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性器ヘルペスの女性は外用薬と内服薬で治療することになります。有効成分のバラシクロビルは内服薬のバルトレックス(グラクソ・スミスクライン社)しかありませんが、アシクロビルとビダラビンは塗り薬のゾビラックスクリームとアラセナAがあります。
どちらの外用薬も1日に4回ほど患部に塗布し、1週間ぐらい塗り続ける必要があります。もし妊娠中にヘルペスが再発した場合や初めて感染し発症した場合には内服薬ではなく塗り薬で治療するよう提案されるはずです。
確かに塗り薬は皮膚の表面に浸透させるので、内服薬ほど影響は少ないと考えられています。けれど外用薬は抗ウイルス薬と言っても症状を治す力がとても弱く、発症直後に使わないと効きません。
症状がでて48時間以内が鍵
病院でも説明されますが、外用薬は水疱や腫れができて48時間以内に塗布しないとほとんど効果がありません。もし発症してすぐに塗布しても、炎症をこじらせない効果ぐらいしかありません。
治療の決定打にはならないので、外用薬より抗生物質やステロイドの方が処方されやすいかも知れません。
そもそも塗り薬も内服薬と同じように再発を防ぐ効果はありません。とにかくヘルペスを再発させてはいけないカポジ水痘様発疹症などの病気もあり、予防のために外用薬は頼れません。
妊娠中の女性など絶対にヘルペスを再発させてはいけない状況の方は少なくありませんが、塗り薬は発症してから塗るものなので発症自体を防ぎたい目的には向いていません。
バルトレックスを毎日1年以上飲み続ける再発抑制療法も、予防効果は100%ではありません。問題が多い治療法です。
塗るほどに性病感染率が上がる?
性器ヘルペスの塗り薬を「あまり効かないな」と思いながらも気休めで塗っている方も多いでしょう。けれど塗り薬はできるだけ塗らないようご注意下さい。
塗り薬も内服薬と同じように耐性の問題を抱えています。性器ヘルペスを何度も再発させていると、免疫機能が働きにくくなり他の性感染症にかかりやすくなります。
塗れば塗るほど他の病気の抵抗力が弱まってしまいます。カンジダやクラミジア、尖圭コンジローマ、淋病、梅毒などの性病にも用心して下さい。
また、同じ単純ヘルペスウイルスが原因で起こる病気にかかった時、抗ウイルス薬に耐性がついていると使う治療薬の種類が制限されてしまいます。
発疹や痒みなど副作用も多く、外用薬なのに塗ったあと頭痛や吐き気を感じることもあります。塗るだけで頭が痛くなり、気持ち悪くなることがあることからも、薬の作用が強いことがお分かり頂けるでしょう。
性器ヘルペスで病院に行きたくなくても
患部が陰部なので男性も女性もできれば病院に行きたくないと思いますよね。病院に行かずに済むようアクチビア軟膏やヘルペシアクリームなど口唇ヘルペスの市販薬を買いに行こうと考えている方もいらっしゃるかも知れません。
そうだとしても口唇ヘルペスの市販薬を性器ヘルペスで使うのは絶対にやめて下さい。第一類医薬品なので市販薬を購入する時には薬剤師さんからもあれこれ質問されます。回答が怪しいと警戒されます。
口唇ヘルペスの市販薬自体FDAから警告がだされているぐらい微妙な存在です。軟膏もクリームタイプもたいして効かないのに耐性がすぐにできます。
FDAも「使うべきではない」とはっきり否定しています。特に初めて感染した時は他の性感染症にかかっている恐れもあります。自己判断で治療するのは禁物です。
病院で検査を受けて医師に正確な病名を診断してもらう必要があります。間違った治療法では治らないどころかもっと悪化させてしまいます。
個人輸入は薬が届く時間が問題
ジェネリックのバルシビルなどを個人輸入ルートで手に入れるのも気をつけて下さい。本当にヘルペスウィルスの増殖が原因なのかどうかを最初に確かめてから服用しましょう。
個人輸入を使って自力で治すと病院ほど治療費がかかりませんが、似ている違う病気だったら大変なことになります。症状も感染経路も似ている性感染症はかなりたくさんあるので思い込みは危険です。
内服薬も発症してすぐに服用しウイルスの増殖を食い止めるのが理想的ですが、海外から薬が到着するまでに1週間はかかります。できるだけ早く治すためには病院で処方してもらった方が早いでしょう。
1週間も放置していると、下手するとパートナーにも感染させてしまいます。製造工場が怪しいものや安全性が確立されていない薬も混ざっているところも個人輸入サイトで購入する時に心配になります。
既に再発を繰り返している方はリシン+プラスを注文しましょう。リジンなら再発を防ぐことが可能なので、専用サプリを家庭に常備して家族の健康を守りましょう。
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