私自身、25歳を過ぎる頃には薬の効きが悪くなったと感じました。頻繁に再発する上に治りも遅くなって、本当にうんざりでした。そんな時、ニュースでアメリカのFDAが、耐性の問題から市販の外用薬は使用しない方が良いと忠告していることを知りました。
日本の厚生労働省にあたるアメリカのFDAは、口唇ヘルペス用の塗り薬を塗布しないよう発表しています。ぶり返す症状に西洋医学の限界を感じ、真剣に違う治療法を探し始めました。
現在同じ病気でアラセナ軟膏やクリームタイプ、アクチビア軟膏を患部に使っている方はご注意下さい。
ヘルペスの薬より効果的なリシン
ヘルペスの薬を飲まずに済むよう、再発の原因にもなる食事の見直しや健康になるための免疫力強化、ストレス対策、民間療法など色々研究しました。
民間療法は時間とお金がかかるものが多く、「身体に良くても破産する!」と財布が悲鳴をあげました。そしてついに、リシンにたどり着きました。
文学部出身の私が頑張って医療系の雑誌も読みあさり、必須アミノ酸のリシンが重要な鍵を握っていることが分かりました。メリーランド大学医療センターを初め、各国の大学、研究所でヘルペスとリシンの関係が研究され、リシンで再発率を下げられることが立証されています。
「必須アミノ酸で再発を防げるかも!」とドキドキした瞬間を覚えています。「ヘルペスをサプリで治すことができる」と光が見えてからリシン+プラスにたどり着いたのは早かったです。
私が知る限りヘルペスに特化したサプリはコレだけです。リシン+プラスにはリシンだけでなく、ヘルペス研究の第一人者であるジョア・スパージ博士が「リシンと組み合わせると相乗効果が凄い」と発見した成分亜鉛、ビタミンC、バイオフラボノイドも配合されています。このサプリを飲むようになり、口内の口内炎もできなくなったのも嬉しいオマケです。
ヘルペスを薬で治してはいけない理由
ヘルペスの薬を長年飲み続けた私が「ヘルペスを薬で治してはいけない」と断言するようになったのは、以下の3つの理由があるからです。
1つ目の理由
私も口唇ヘルペス用の塗り薬で、皮が剥ける副作用の症状に手こずりました。特に病院で処方される飲み薬のバルトレックスは、少し腎臓が疲れているだけでぼんやりしてしまいます。
あまり知られていませんが、バルトレックスは下手すると意識障害が起こる治療薬です。製薬会社も医師も認めている副作用です。
そのためバルトレックスを服用後、車を運転することはできません。機械を操作するお仕事の方も不向きです。私の場合、飲み薬を飲むと妙にだるくなるのが苦痛でした。
ヘルペスが再発しただけでもイライラするのに、不快な薬の副作用のダブルパンチで精神的に滅入ってしまいます。早い段階で「薬を飲みたくない」と感じました。
2つ目の理由
初めて調剤薬局で合計金額を提示された時、「間違いでは?」と驚いてしまいました。正確な金額は覚えていませんが、塗り薬も出されたので5,000円以上はしたはずです。
例えばバルトレックスで唇ヘルペスを治す時は1日2回服用するので、1日分1,000円近くかかる計算です。バルトレックスより比較的安いゾビラックスは飲む回数が多いので、結局お金はかかります。
初めて水疱の症状が出た時は、治るまで7日間近くかかりました。処方薬は使わなくても問答無用で出されます。
初回は確か10日分処方されましたので、びっくりするほど高い請求になりました。あまりの高さに調剤薬局で揉めることもあるそうです。
3つ目の理由
ヘルペスの薬は何種類もありますが、アシクロビルかビダラビンのどちらかの有効成分のグループに入ります。どちらもヘルペスの再発予防に効果はないこと、耐性がつくデメリットで共通しています。
現在出回っているのはヘルペスウイルスの増殖を抑える薬ばかりで、殺す薬は開発されていません。効かなくなったら違う種類の薬に切り替えなくてはいけませんから、ヘルペス持ちにお薬手帳は欠かせません。
アクシロビルは単純疱疹の他、水疱瘡、クラミジアの治療でも処方されます。一旦アクシロビルに耐性がつくと、ヘルペス以外の感染病を発症した時も使える薬が限られてしまいます。
ヘルペスは完治しない病気なので、コレは結構大きな問題です。女性なので、薬を飲み続けることも嫌でした。「妊娠中ヘルペスが再発したら?」、「妊娠中薬の影響が赤ちゃんに出たら?」・・・など不安は尽きません。
再発抑制療法はバルトレックスを毎日飲むのがネック
調べると、病院にも再発を防ぐための再発抑制療法があることが分かりました。けれど本当に新しい治療法なので、都内のマップもチェックしましたが受けられる病院が限られています。
ヘルペスの薬自体に抵抗を感じていたので、バルトレックスを半年から1年以上毎日飲む治療内容にも魅力を感じることができませんでした。
バルトレックスの有効成分はバラクシロビルですが、体内でアシクロビルに変換されます。また、この治療法は性器ヘルペスを治すもので、年に6回以上再発しないと診断で保険が適用されません。
しかも毎日薬を飲んでも、再発ゼロにするのは難しいようです。医療現場でもこの治療法を知らない医師はまだ多く、極めて実験的な療法と言う印象です。
私も薬を処方してもらう時、医師や薬局の薬剤師に聞いてみましたが、コメントも曖昧で目が泳いでいたので詳しくなかったのでしょう。