口唇ヘルペスを早く治すには、アラセナSクリームやアクチビア軟膏などの市販薬よりも病院で飲み薬を処方してもらうのがてっとり早いでしょう。ただしコレは初感染に限った治療法です。
それに早く効くと言っても1週間かかるケースも多く、即座に症状を消すことはできません。病院ではバルトレックスなどの内服薬、ゾビラックス外用薬などの治療薬が処方されますが、ヘルペスの薬の有効成分はどれも耐性がつくので次第に効かなくなります。
軟膏も内服薬も原因の単純ヘルペスウイルスを死滅させることはできません。塗り薬は再発の前兆を感じたらすぐに塗布しないと意味がありません。
口唇ヘルペスの薬が効くのは最初だけ
ヘルペスの薬が効くのは、辛いですが本当に最初だけです。口唇ヘルペスを早く治すために薬を使うのは、賢い治療法とは言えません。
効き目が薄くなったら違う有効成分の薬を追加することを続けて行くしかありません。つまり薬漬けの生活を送ることになります。
ヘルペスの薬は副作用も優しくありません。効果がなくなっていくので病気の再発頻度がどんどん増していきます。完全に悪化の方向まっしぐらです。
ヘルペス以外の病気にかかっている可能性も確かめなくてはいけませんから、初めて感染し発症した時には自力で対処せず、念のため病院を受診した方が安心です。
最初は医師にちゃんと診てもらいましょう。再発する病気ですので長期スパンで考える必要があります。完治しない病気に対し、薬を何度も頼るのは危険です。
リジンはヘルペスの万能成分
口唇ヘルペスを早く治してくれるのは、必須アミノ酸のリジンです。リジンはヘルペスの症状を早く治すのに効果を発揮する万能成分です。
ヘルペスにダイレクトに影響を与えるアミノ酸は、リジンとアルギニンの2種類です。アルギニンが増えるとヘルペスウイルスが元気になりやすいので、常にアルギニンよりリジンの量が上回るよう摂取するのがコツです。
アルギニンも健康に欠かせない必須アミノ酸なので、一切摂らないようにすることはできません。サプリでバランスを調整し、「リジン>アルギニン」の状態をキープすることが大切です。コレは結構大事なヘルペス雑学なので、覚えておいて下さい。
リジンは痒みや炎症を抑えながら治してくれるので、辛い症状を我慢しなくて良いのも嬉しい魅力の1つです。かさぶた状態になった患部をスピーディーに治すのも得意です。
しかも普段から摂取していると、ヘルペスの再発率をほとんどゼロに近づけてくれます。口唇ヘルペスはもちろん性器ヘルペスの治癒、再発予防にも効くので自己感染を防ぐためにもリジンは役立ちます。
再発すると自分が辛いだけではありません。大切な家族やパートナーにも迷惑をかけてしまいますよね。特に子育て中の親御さんは、水疱がプチっとできている時期は子供に接触感染させないようにお風呂のタオルの共有も避けましょう。
感染した子供の写真を見たことがありますがとても悲惨です。子供は大人より免疫力が低く抵抗力も弱いため感染しやすい傾向にあります。子供には特に注意してあげる必要があります。
リジンで自然治癒力をアップ
幸いリジンは内臓に負担をかける薬とは異なり、健康と美容成分の代表とも言える必須アミノ酸です。リジンは肝臓にダメージを与えるヘルペスの飲み薬とは反対に、肝機能を高める働きがあります。
肝機能を高めて人間の身体に元々備わっている抵抗力を上げることで、原因の単純ヘルペスウイルスを自然に押さえ込む仕組みです。
自然治癒力によってウィルスが悪さをしないよう封じ込めるので、他の感染症や風邪、口内にできる口内炎、脳卒中が起きにくくなる健康的な体質になります。
抜け毛を減らす効果や集中力を高める効果など、嬉しいプラスアルファ効果も色々あります。リジンのサプリを飲んでおいて損はありません。私もヘルペスの再発予防効果に加えて疲れにくくなったことを実感しています。
口唇ヘルペスを早く治す栄養素
口唇ヘルペスの再発を防ぎ、早く治すには、なんと言っても普段の食事が鍵を握っています。
ヘルペス研究の権威であるジョン・スパージ博士も、リジンに加えて亜鉛とビタミンC、フラボノイドの組み合わせが最高の相乗効果を発揮すると断言しています。
亜鉛は細胞媒介性免疫の特性で神経に潜伏しているウイルスが暴れないよう抑えることができます。ビタミンCと組み合わせることで皮膚を素早く修復できます。
フラボノイドはビタミンCの吸収力を上げるので、治癒スピードを更に加速します。
ドクターズチョイスのリシン+プラスにはヘルペスに効果的な成分、リシン、亜鉛、ビタミンC、フラボノイドの4種類が全部入っている完璧なサプリです。4種類はどれも信頼に値する成分でヘルペスに対する臨床結果がでています。
リジンだけのサプリとは比べものにならないほど強力な効果を発揮してくれます。
口唇ヘルペスを早く治す食べ物
必須アミノ酸のリジンは納豆など大豆製品からも摂取できますが、食品だけで必要な量を毎日補うのはちょっと厳しいですよね。
ビタミンCはともかく、牡蠣や牛肉に多い亜鉛や葡萄やブルーベリーに含まれるフラボノイドも、毎日コンスタントに食べ物だけで十分補うのは簡単ではありません。
リシン+プラスなら、1日分1,000mgのリジン、5mgの亜鉛、ビタミンCとバイオフラボノイドをそれぞれ200mgずつ補うことができます。
これはメリーランド大学医療センターで立証された、再発率を激減させるのに効果を発揮する摂取量です。発症した時には飲む量を増やして治癒速度を加速させる調整をします。
血行をよくするのに役立つ生姜も積極的に献立に入れたい食材の1つです。いわゆるお婆ちゃんの知恵で有名な健康食は、自然治癒力を高める働きがあるものが多く侮れません。体温が下がると免疫力も低下しますからマッサージの習慣も効果的です。