口唇ヘルペスを薬で治している方はびっくりする情報かもしれませんが、ヘルペスの薬も再発の原因になります。
経口で服用する抗ヘルペスウイルス薬は結構強いので、内臓に負担をかけます。特に肝臓にかかる負担は大きく、長期に服用していると肝機能低下は免れません。
再発したらその時期1週間程度強い薬を飲み続けることになるので、相当なダメージを与えることになります。
ヘルペスは完治する可能性がないので薬を止めにくい病気です。肝臓と免疫力はダイレクトに関係し合っているため、ヘルペスが再発し薬で治す度に肝臓が弱り免疫力がダウンします。
しかも薬は耐性の問題を抱えていますから、ヘルペス歴が長くなるほど強い薬しか効かなくなります。そもそも抗ウイルス薬は再発そのものを防ぐ効果はありません。
ウイルスは症状がでない時も神経に潜伏しています。一度単純ヘルペスウイルスに感染して発症してしまった以上、生涯を通じ肝臓を弱らせる薬を飲み続けるレールを走り続けることになります。
ゾビラックス、バルトレックスなどの抗ウイルス薬は、頭痛など副作用が強いのも嫌でした。私は薬漬けの治療法が嫌だったので発症数年目に薬から足を洗い、リジンサプリに切り替えました。
いくら普段の食生活などで免疫力アップのために頑張っても、再発する度に薬のせいで免疫機能がガクンと落ちます。
薬を長年服用している患者さんほど頻繁に再発するようになるのは、薬からの悪い影響を受けているからです。
症状によって抗生物質やステロイドのリンデロンも一緒に処方されますが、どちらも免疫力を下げる薬です。
再発を防ぐには免疫力が鍵
ヘルペスの再発を予防するために、ヘルペスと免疫力の本を読みあさり対処法を探しました。医師監修の難しい医学の本も頑張って読みましたが、やはり再発を防ぐためには免疫力を高めるしかないことが分かりました。
美人歯科医で有名な口腔外科の岸本佐知先生など、お医者さん側はやっぱり薬の使用を推奨するコメントをだしていますよね。薬を処方する立場の方なので当然です。
もちろん私も薬にはお世話になりましたし、メリットがあることは確かです。特に初感染ではヘルペス性口内炎などハードな症状がでることもあるのでご注意下さい。本当にヘルペスかどうか確かめるためにも、皮膚科のお医者さんを受診した方が無難です。
第一類医薬品の市販薬も、基本的には病院で治療を受けたことがある患者さんが再発した時だけ売ってくれるルールになっています。軟膏を買う時に薬剤師さんからも受診したことがあるかどうかビシビシ質問され、それが結構面倒だったりします。
いずれにしても、薬も免疫力を低下させる再発原因なので、矛盾するようですがヘルペスの薬を止めることも有効な再発対策になります。
ストレスやダイエットも再発の原因に
ただヘルペスの薬を止めるだけでは、病気の再発を防ぐ根本的な対策にはなりません。私は多くの専門家が太鼓判を押している必須アミノ酸のリジンをサプリメントで毎日十分に補っています。
それだけでなく心身が不安定にならないよう、ライフスタイルも見直しました。ストレスを感じると免疫力が一気にダウンするので、イライラしないよう意識する対策も効果的でした。
ダイエットも栄養不足とイライラで免疫力が下がりやすいので、体重の数値を追い求め過ぎないよう考えを切り替えました。痩せていても唇にしょっちゅう水疱ができている女性はちょっと不健康そうですよね。
私の経験からもメンタルも含めた健康的な生活をしていると体調が安定します。昔薬漬けだった時はよく風邪も引いていましたし、無理なダイエットも続けていました。
嫌なことがあるとお酒を飲んでいたのも、再発対策を半減させてしまうストレス発散法でした。患部の唇がピリピリ、ムズムズして違和感を覚える再発の兆しは、もう二度と味わいたくありません。
口唇ヘルペスから性器ヘルペスを発症するケースも多いので、特に女性は全力で再発を阻止する必要があります。
・口唇ヘルペスの再発原因は紫外線??
口唇ヘルペスの薬を飲まずに済む健康的な生活の基本は早寝早起きすることです。1日10分でも日中ウォーキングの習慣をつけるようにしました。
夜ぐっすり眠るためには午前中太陽の光をたっぷり浴びるのが一番です。ただ、気をつけて頂きたいのが紫外線です。
紫外線は身体の健康にプラス効果を与える一方、身体を疲れさせてしまう影響もあります。皮膚が強い紫外線を浴びると免疫系統を疲労させてしまい、ヘルペスが再発しやすくなるそうです。
アトピー性皮膚炎などのアレルギーも、紫外線と相性が悪いですよね。私もこの事実を知り、UVケアに力を入れるようになりました。
以前は日焼けをしたくないので明るい時間帯の外出を避けていましたが、今紫外線ケアをして積極的に外にでています。
UVケアできるリップクリームやマスクのヘビーユーザーです。大人はともかく、子供にうつしてしまうのが一番怖いですよね。
キスどころか、単純疱疹のウイルスは同じタオルを使い回しただけでもすぐに感染します。直接接触しなくても感染するのが恐ろしいところです。